October 27, 2006
「バレなきゃ良い』の横行に思う/高校単位未履修問題
●朝日新聞 10/26付●
『必修漏れ 9県60校超す』
『必修漏れ 9県60校超す』
(記事抜粋)
富山県の県立高校で、必修とされている世界史を履修させなかった問題で、岩手、山形、愛媛、宮崎各県など、少なくとも計9県(富山を含む)の公立校62校に同様の必修科目の履修不足があったことが、朝日新聞社の全国調査でわかった。私立を含めると11県65校になる。入試対策を重視したためらしい。いずれも、このままでは卒業資格が得られないが、今後補習授業などで対応し資格を得るための対策をとるという。文部科学省は、実態が広がっている可能性があるとみて、全国の教育委員会に報告を求めることを決めた
****************************
受験の追い込みのこの時期に『あらら(絶句)!』な事件。
被害者は勿論、当事者の高校生。群馬県でも公立3校、私学2校が未履修になっていた。高校がほぼ全入に近くなった。しかし、高校のカリキュラムを何%の生徒が理解(6割程度でも)して、卒業資格を得ているのか?はなはだ疑問だ。あえて言えば有意義な時間を過ごしているのだろうか?予備校化とそうでない高校の温度差がどんどん大きくなっている。
一般生活をするには中学までの学習で充分だと思っていた。しかし、90年代から段階的に進んでいる『ゆとり教育』の影響で、中学地理では外国は3つしか学習しないと言う(またまた絶句!)。ある新聞社(?)の調査だと思うのだが、関西の大学生に富士山のある県を答える出題をしたところ、正答率は10%満たなかったと言う。『富士はぁ〜日本一のやま〜〜♪』だって、そんなもんだ。ましてや各都道府県の場所がほぼ正確に答えられる大学生は何割いるのだろうか?関西の友人には、群馬県は東北地方だと思われている(笑)。
■■■
話を未履修問題の中心『世界史』に戻す。朝の日本TV系ニュース解説者のシンボウさんが言っていたが、第2次世界大戦当時のアジアの勢力地図を知らなければ、アジアの国々の人と本当に理解しあえないだろうし、アメリカやイギリス、フランス、イタリアがどんな経緯で近代化したのか?は学んでいて本当に面白いと思う。世界史は知れば知る程、文学も、映画も、お芝居も面白くなる。そんな娯楽や政治、経済と直結した基礎教養の『世界史』を学ぶ機会を失った高校生は、損をしていると思う。絶対に『損!』だ。
■■■
こんな問題を生んだ背景についてだが、
中学に仕事に行っていた時、隔週土曜休みの最後の年だった。中2は年間50時間程度の総合学習があり、導入され、日も浅く先生方は暗中模索状態。サブで参加していて、生徒が退屈しているのが分かった。結局2日間、職場体験学習をするためだけに一年費やす。総合学習は、1年生でも似たようなことをし、高校生になっても職場体験を取り入れている学校がある。
この『総合学習』と『ゆとり教育』と『週休2日』の導入が、教育現場を混乱させ、生徒たちを振り回している。多くの生徒は塾に通っていたし、土日と放課後は、学校間の対抗意識を高めるようにスポーツ部活に時間がさかれる。生徒たちはよく頑張っていたが、先生方には疲れが目立つことが多かった。先生の不登校!?、駆け落ち、自殺、表に出ないさまざまな問題が現場にはあったのだ。
■■■
安倍総理の基本方針に『教育改革』がある。学校の先生のランク付け、学校のランク付け、そして公立学校の学区自由選択枠の拡大。また現場は大きな混乱に陥るだろう…。
入試対策として、未履修が派生したと言うが、確信犯なのは如何なものだろうか?教師や学校が『バレなければ、良い』的な嘘を容認する体質が、日本って国を汚いものにしてしまうと思う。安倍さんが言う『美しい日本』とは対極なものだ。
この高校単位未履修問題の原因が、受験だけなのだろうか?ゆとり教育と、ほぼ全科目の全国統一試験を見直す時期に来ているのかもしれない。基礎学力なら国・数・英・小論文で判るだろうし、専門科目は大学ごとに試験をすれば良いのだ。
『美しい日本』を作るには前途多難。
『嘘(赤&黒)のない日本』を第一目標にした方が良いのかもぉ〜!?
※嘘も赤い嘘、白い嘘、黒い嘘があって、白い嘘は良いのですが…。
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◆ランキング参加中。『バレない嘘は嘘じゃない』と書いたのは評論家の小林秀雄さん。出典は家康の言葉です。
富山県の県立高校で、必修とされている世界史を履修させなかった問題で、岩手、山形、愛媛、宮崎各県など、少なくとも計9県(富山を含む)の公立校62校に同様の必修科目の履修不足があったことが、朝日新聞社の全国調査でわかった。私立を含めると11県65校になる。入試対策を重視したためらしい。いずれも、このままでは卒業資格が得られないが、今後補習授業などで対応し資格を得るための対策をとるという。文部科学省は、実態が広がっている可能性があるとみて、全国の教育委員会に報告を求めることを決めた
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受験の追い込みのこの時期に『あらら(絶句)!』な事件。
被害者は勿論、当事者の高校生。群馬県でも公立3校、私学2校が未履修になっていた。高校がほぼ全入に近くなった。しかし、高校のカリキュラムを何%の生徒が理解(6割程度でも)して、卒業資格を得ているのか?はなはだ疑問だ。あえて言えば有意義な時間を過ごしているのだろうか?予備校化とそうでない高校の温度差がどんどん大きくなっている。
一般生活をするには中学までの学習で充分だと思っていた。しかし、90年代から段階的に進んでいる『ゆとり教育』の影響で、中学地理では外国は3つしか学習しないと言う(またまた絶句!)。ある新聞社(?)の調査だと思うのだが、関西の大学生に富士山のある県を答える出題をしたところ、正答率は10%満たなかったと言う。『富士はぁ〜日本一のやま〜〜♪』だって、そんなもんだ。ましてや各都道府県の場所がほぼ正確に答えられる大学生は何割いるのだろうか?関西の友人には、群馬県は東北地方だと思われている(笑)。
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話を未履修問題の中心『世界史』に戻す。朝の日本TV系ニュース解説者のシンボウさんが言っていたが、第2次世界大戦当時のアジアの勢力地図を知らなければ、アジアの国々の人と本当に理解しあえないだろうし、アメリカやイギリス、フランス、イタリアがどんな経緯で近代化したのか?は学んでいて本当に面白いと思う。世界史は知れば知る程、文学も、映画も、お芝居も面白くなる。そんな娯楽や政治、経済と直結した基礎教養の『世界史』を学ぶ機会を失った高校生は、損をしていると思う。絶対に『損!』だ。
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こんな問題を生んだ背景についてだが、
中学に仕事に行っていた時、隔週土曜休みの最後の年だった。中2は年間50時間程度の総合学習があり、導入され、日も浅く先生方は暗中模索状態。サブで参加していて、生徒が退屈しているのが分かった。結局2日間、職場体験学習をするためだけに一年費やす。総合学習は、1年生でも似たようなことをし、高校生になっても職場体験を取り入れている学校がある。
この『総合学習』と『ゆとり教育』と『週休2日』の導入が、教育現場を混乱させ、生徒たちを振り回している。多くの生徒は塾に通っていたし、土日と放課後は、学校間の対抗意識を高めるようにスポーツ部活に時間がさかれる。生徒たちはよく頑張っていたが、先生方には疲れが目立つことが多かった。先生の不登校!?、駆け落ち、自殺、表に出ないさまざまな問題が現場にはあったのだ。
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安倍総理の基本方針に『教育改革』がある。学校の先生のランク付け、学校のランク付け、そして公立学校の学区自由選択枠の拡大。また現場は大きな混乱に陥るだろう…。
入試対策として、未履修が派生したと言うが、確信犯なのは如何なものだろうか?教師や学校が『バレなければ、良い』的な嘘を容認する体質が、日本って国を汚いものにしてしまうと思う。安倍さんが言う『美しい日本』とは対極なものだ。
この高校単位未履修問題の原因が、受験だけなのだろうか?ゆとり教育と、ほぼ全科目の全国統一試験を見直す時期に来ているのかもしれない。基礎学力なら国・数・英・小論文で判るだろうし、専門科目は大学ごとに試験をすれば良いのだ。
『美しい日本』を作るには前途多難。
『嘘(赤&黒)のない日本』を第一目標にした方が良いのかもぉ〜!?
※嘘も赤い嘘、白い嘘、黒い嘘があって、白い嘘は良いのですが…。
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1. 高校の「必修漏れ」・・あえていいんじゃないのと言ってみる [ 青空が好きだっ ] October 27, 2006 18:28
基本的に、今あるいろんなルールを守った上で議論をしようというのがわたくしの考え方ですが、この「必修漏れ」についてはどうかなぁという気がします。
『現行の文部科学省の指導要領では「必修」の割合は卒業単位の4割に????
2. 未履修問題:02 [ 大学 高校 中学 小学受験@親の立場@大学 高校 中学 小学受験の親 ] April 06, 2007 03:59
高校は義務教育ではない。つまり民間同士の「教育」という契約を親と学校が結んだことになる。

