May 07, 2008

捜査の鉄則もホウレンソウ!?/『ウィッカーマン』4

ウィッカーマン/2


●ウィッカーマン●
●監督・脚本;ニール・ラビュート
●出演;ニコラス・ケイジ/エレン・バースティン/ケイト・ビーハン
●DATA;アメリカ/2006年/102分


 孤島もの映画。ニコラス・ケイジ主演作は、なんとなくハズレ感がある(笑)。神経質そうだし、マッチョでもないし、カッコイイかどうかも????。ハズレ感が、なんともハマッて、今回もレンタル。なんだか、リメイクなんだそうで、、、。

●あらすじ

 カリフォルニア州の警官エドワード・メイラスは、オートバイでパトロールをしていた。荒野の直線道路、走行中の自動車から少女が人形を落とす。乗用車を路肩に停車させ、「走行中に物を投げるのは危険行為だ」と人形を渡すメイラス。少女はまた人形を投げてしまう。人形を拾うため、車を離れたメイラスの目の前で、暴走する大型トレーラーが乗用車に激突。なんとか少女を助けようとするが、乗用車は爆発してしまう。怪我をしたメイラスは病院のベッドで、乗用車には遺体がなかったこと、乗用車登録もない不明車両だったことを知る。救助できなかった少女への罪悪感からか、メイラスは、少女の幻影を見るようになる。

 怪我も癒え、職場復帰直前のメイラスのもとに、突然失踪した婚約者ウィローから消印のない手紙が届く。それは、「娘が行方不明なので、助けてほしい」の内容にだった。同僚の忠告も聞かず、メイラスは、ウィローの住む島サマーアイルに向かう。その島は、ワシントン州(カナダ国境近く)にあり、島民は外界と断絶したコミューンを営んでいた。生活用品を届ける水上飛行機に同乗し、島に上陸したメイラス。案内された宿泊所のレストランでは、女性だけがくつろいでいる。活気のある女性、無口な男性…、まだ、メイラスはこの島の真実を知らなかった。

 8年ぶりに再開したウィローは魅力的だった。彼女から、行方不明の娘はメイラスとの間に出来た子供だ」と、衝撃の事実を告げられる。少女の幻影が、メイラスの行く手に現れては消える。少女しかいない学校、そこでの行われていた授業は驚くべきものだった。メイラスの必死の捜査は…。>>>つづきはDVDでどうぞ!

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ウィッカーマン/1

 ニコラス・ケイジモノ(こんなジャンルあり?)の中では、なかなか面白い1本。原作を知らなかったので、最後まで楽しめた。原作は、1973年製作、クリストファー・リー企画で主役(警官ではなく島の領主役)の『ウィッカーマン』。フォークソングを多用したミュージカル風カルト映画として名作映画とのこと。(以下、多少、ネタばれが含まれますので、ご注意ください。)

 ウィッキペディアで原作『ウィッカーマン』を調べたら、詳細なあらすじが記載されていた。このあらすじがてんで(てんで(方言=とてもの意)面白い。題名の“The Wicker Man”は、柳の枝や植物の蔓で編んだ人型の籠(カゴ)のこと。“a wicker chair”だと、籐椅子のことになる。きっと、英語圏の人なら、題名だけである程度内容が判別できるのかも知れない。キリスト教以前の多神教の祭に使われる人形で、祭の時に生け贄とともに燃やされる祭儀道具らしい。字幕で、『水の巨人』と記述されていたが、意訳が過ぎる感がある。

 私は最初、『ウィッカ=Wicca(古代女神崇拝)』と勘違いしていたのだが、同じ勘違いを監督兼脚本のニール・ラビュートもしたように思った。『Wicca』と『ドルイド』を混同しているのか?故意に歪曲したのか?島を支配する宗教は、奇妙で悪魔的だ。「この魔女ども!」と云う台詞もあって、『Wicca』、『ドルイド』を信奉する人々が、もし本作を見たら、抗議行動を起こしてしまうかもしれない。とにかく、「ナンダカナ〜〜〜」なカルト集団なのだ(汗)。

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 原作の島は、スコットランド北方、ヘブリディーズ諸島(500余島がある)の中の架空の島“サマーアイル”となっている。このスコットランドと云うロケーションが良い。初夏に行ったことがあるが、荒涼としていて、農作物の取れにくい霊気の漂うような場所。古代宗教の舞台なら、なんてたってスコットランド!!でしょう〜!!(スコットランド大好きデス)。本作では、舞台をアメリカに移しているので、島もワシントン州だ。たしかに北だけど、スコットランドとは印象が違いすぎる。

 原作あらすじを細部を比較すると、原作が実に良く出来た映画。こんな名作のリメイクはなかなか大変だ。原作以上に面白くないと、外野から云われたい放題になってしまう。案の定、ニコラス版『ウィッカーマン』は、アメリカの最低映画を選ぶ『ラジー賞』5部門にノミネートされたそうだ。オキノドクニ…。

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 最低映画ノミネートはさておき、ニコラス・ケイジが大熱演している。寒そうな海に飛び込み、天井の床が抜け、水没した教会の地下墓地に閉じ込められ、自転車で転がり、蜜蜂に襲われたり、髪が乱れるのもお構いなし!!!孤島観光など「一人で行くものではない」と、つくづく思う(笑)。

 難点と云うか、監督さんの家庭的(恐妻家?)なトラウマなのか?随所に女性蔑視的な台詞がある。島は男尊女卑の逆で、ほとんど女性ってことになっている。信仰もドルイド教ではなく、女神サマーアイルが女王蜂で、島全体が蜂のコロニーのような設定だ。古代宗教で男性蔑視ってのは、ちょっと変!?それにね〜、捜査は一人はムリムリでしょ〜!!携帯電話だって、通信可能エリアを確認しなくちゃね〜!!衛星電話を携帯しなくちゃね〜。。。

 つっこみ満載!楽しい娯楽作!?クリストファー・リー版の『ウィッカーマン』も観てみたい。

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moondrop_aco at 03:57 │Comments(0)TrackBack(1) 映画(あ・か行)  | 洋画系

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1. 【映画】ウィッカーマン…見どころは困り顔対決!?  [ ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画 ]   June 08, 2008 07:36
昨日({/hiyoko_cloud/}のち{/kaeru_fine/})の記事でも少し書きましたが、昨日は山口県の元同僚がやってる理髪店まで髪を切りに行ってきました。 天気がよかったら角島まで足を延ばして、角島大橋の写真でもブログにアップしようかと思っていたのですが、生憎の曇天{/hiyoko...

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