May 08, 2008

ボーン・ヘッドのヒーローはお茶目!?/『ゴーストライダー』5

ゴースヨライダー/G




















●ゴーストライダー●
●監督・原案・脚本:マーク・スティーヴン・ジョンソン
●出演;ニコラス・ケイジ/ラクウェル・アレッシ//ピーター・フォンダ/サム・エリオット
●DATA;アメリカ/2007年/123分


 『スパイダーマン』や『バットマン』と同じく、ダークなイメージのアメコミ・ヒーローもの。評判は賛否両論!?私は意外なことに泣けました。大好きですネ〜!!コノ雰囲気!。さて、どんな映画かと云うと…。

●あらすじ

 物語は開拓時代の西部で始まる。邪悪な魂を1000体集める契約書を悪魔に渡すのを拒んだゴーストライダーは、契約書を持って逃げる。契約書の名は、“サン・ヴェンガンザの契約書”。この契約書は、地上を地獄に変える邪悪なパワーを宿していた…。

 大観衆の中、スポット・ライトを浴びて登場したのは、移動サーカスのスター、ブレイズ親子だった。二人が演じているのは、オートバイ・スタント。息を合わせて、炎の輪をくぐる二人の危険なワザに、会場は大興奮!だが、ジョニーの目は、大観衆の中にいる恋人のロクサーヌのことだけを見ていた。

 ふたりのいつもの待ち合わせは、草原の中の1本の木。そこでジョニーは、ロクサーヌが転居することを知らされる。別れが辛い二人は、明日正午、駆け落ちする約束をする。家に帰ったジョニーは、父の癌が全身に転移し、余命わずかなのを知る。その晩、悲嘆にくれるジョニーの前に、不思議な男が現れる。男の名は、メフィストフェレス、「父の病気を治してやる代償に、魂を貰おう」と契約書を差し出す。迷うジョニーは書類に仕込まれた針で怪我をする。その血の一滴が契約書にしたたる。「契約は成立した」と男は言った。

 夢だったのか?ベッドで目覚めたジョニーに、元気そうな父が、「病気は治った」と嬉しそうに言う。その日のステージで、父は事故死してしまう。待ち合わせの場所にはロクサーヌが待っていた。だが、ジョニーは父の夢だった究極のオートバイ・スタントを目指し、黙って走り去る。ジョニーは17歳だった。

 15年後、ジョニーは、全米のスターになっていた。今度のチャレンジはトラックを越える90mの飛翔。本番直前に、ケーブルTVのインタビュアーとして活躍するロクサーヌが取材に来る。ロクサーヌとの再会にジョニーは有頂天。着地に失敗するが、死ぬような事故でさえ、ジョニーは骨折もしなかった。ハイウェイを追い、彼女とデートの約束をするジョニー。その頃、メフィストの息子ブラックハートが地獄を抜け出し、仲間ヒドゥンを集めていた。彼等が、地上征服を狙っていることを、まだジョニーは知らなかった。>>>つづきはDVDでどうぞ!

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ゴーストライダー/P

 冒頭のナレーションが、すごく良い!。

“西部は伝説で出来ている。
 人は伝説によって、偉大なもの、
 信じられないものが、
 地上にあることを知る。”

 この部分だけで、ズズズズッンと、物語世界に入れたら。本作は最高に楽しめる。くれぐれ、見逃してはいけない。

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 昨年春、『ゴーストライダー』の宣伝のため、ニコラス・ケイジが来日した。TV向けの会見のゲストはライダースーツ姿のモト・冬樹さん。日本のそっくりさんと言うことらしい。モトさんは、育ちの良いところや、少しだけ(?)顔だちも似ているように思っていた。でも〜と云うか、やっぱりと云うか、ニコラスは困った様子だった。宣伝部は、人が悪い(汗)。

 本作の主演、ニコラス・ケイジは、どんなセルフ・イメージを持っているのか?モチロン、クールなナイスガイ。実はお坊っちゃんってキャラ?本作は、きっと彼のセルフ・イメージにピッタリの役柄だったに違いない。コミック好きで知られている彼は、上機嫌に、楽しく、変身ヒーローを演じている。

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 ニコラス・ケイジ演じるジョニーは、すんごく変なヤツだ。女の子にストイックだし、オサルが大好き、お酒が飲めなくて、チェリービーンズをグラスに入れて食べている。読書家で、ライダーなのに、オタクっぽい(笑)。なんでも、アイデアはニコラス本人らしい。このキャラを、生真面目なニコラスが演じると、奇妙にはまる。オタクの似合うジョニー・ディップがやっても良かったと思うけれど、これは無理っぽい(汗)。もっと、ダークな映画になったかもしれない。変身後のボーンヘッドは、小さい頭、広い肩幅、長身、CGも自然で、なんとも愛らしい。こんな可愛いドクロキャラは始めてだ(笑)。

 他、悪魔学的な小技、こだわりが細部に見え、クスリっとするシーンも多い。悪魔メフイストフェレスは様々な文学作品に登場する悪魔界の人気キャラ。この人気者を名作“イージー・ライダー”のピーター・フォークが演じている。メフィストフェレスは、悪魔の中では紳士的で、博士と尊称されることもある。世界の終わりには、「神に許されることを望んでいる」とも言われている。彼が二度目に登場する場所は、大きな十字路。このシーンも脚本家のセンスを感じる。連続TVドラマ“スーパー・ナチュラル”を見た人は覚えていると思うが、十字路の真ん中は悪魔に会える場所だ。

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 “ゴーストライダー”は見た目は怖いが、その働きはほとんど正義の味方。悪人を滅ぼす“贖罪の目=ペナンス・ステア”と言うスゴイ技を持つ。他、自分で作った炎をボールのように投げたり、灼熱の鎖を武器にしたり、どれも少しだけユーモラスだ。

 ラストシーン近く、邪悪な魂の眠る村、サン・ヴェンガンザに、二人のゴーストライダーが向かう。砂漠の中、疾走する、ヘル・ホースとヘル・バイク、そこにテーマBGM…、不覚にも胸に熱いものがこみ上げてきた。あ〜〜〜、、、がががが、、、ナンダガステキ!!。スッカリ、ニコラスの術中にはまってしまった。

 良い意味でB級の王道!予算潤沢に作った絵づくりは、心から楽しめます。
 悪役が弱いのも御愛嬌!


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moondrop_aco at 04:10 │Comments(0)TrackBack(0)洋画系  |  映画(あ・か行)

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