July 12, 2008

事故現場のお供物を考える/TVワイドニュースから1

秋葉原連続殺傷事件から、もう一ヶ月経過する。

 昨夕、TVワイドニュースに、事件現場のお供物を持ち去る人の姿映っていた。深夜や早朝に、通りがかりのサラリーマン風の男性や、ホームレス風男性など、複数の人々が、祭壇に供えられたお菓子の袋や清涼飲料水を持ち去っている。不粋なTV制作スタッフの質問に不機嫌そうに答える人や、申し訳なさそうに言い訳する人、「戻せば良いんだろう」と居直る人、様々だった。TV番組の解説によると所有権は千代田区であり、持ち去り行為は窃盗になるそうだ。

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 悲惨な事故現場には、たくさんのお供物が置かれる。優しい日本人は、お葬式に参列し、魂を天国に見送っても、納得いかないらしい。故人が事故現場に漂っているかのように、事故現場を訪れ、お花や清涼飲料水などを供えていく。お供物はいつのまにかなくなるので、誰かが(地域住民?市民課?)が、撤去したり、お掃除しているのだと思う。誰でも不自然に思わないのだから、現場での慰霊行為は、一般化している。TV局で、お供物持ち去りをとがめるのなら、誰もが傷つかないようなルールを決めた方が良いと思う。

例えば

【現場お供物ルール】
一般道路などにお供物用の祭壇がある場合は、
 ● 事故被害など、現場供養は、初七日まで。
 ● 持ち去っても良いものは、食べ物、飲料に限ること。
 ● 玩具やぬいぐるみなどは、置かないこと。

一般道路の場合は、
 ● お供物(花、お菓子、酒など)は原則禁止。
 ● 現場の供養は“黙祷”と“線香”、“酒をまく”、に限る。

 災害や、複数被害、列車事故など、多数に被害者が発生した重大事件の場合は、遺族の心情を思い、細心の配慮が必要だ。


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 持ち去りを容認する考えにしたのには理由がある。仏教の“施餓鬼”として考えてはどうだろうか?。故人の功徳を高めるために、故人の替わりに、貧しい人、喉が乾いた人に、冷涼飲料水を施すのだ。持っていくのが、一般化したら、現場に花以外のものを置く人が減るかもしれないし、それはそれで良いと思う。

 故人の魂をなぐさめる行為は尊い。だが、現場に心を残してはいけない。大ヒット曲『千の風になって』のように、お墓、現場に故人はいない。故人は自由な魂になって、愛する人を見守っている。そう思っていたいし、きっとそうだ。

 悲しい事件が繰り返されないことを切望する。

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この記事へのコメント

1. Posted by つゆくさ    July 16, 2008 10:07
私も持ち去りには容認的です。
A・C・Oさんの仰るように、ルールを決めると良いかも知れませんね。
2. Posted by A・C・O    July 16, 2008 21:08
こんばんは!^^つゆくささま
コメントありがとうございます。

持ち去り容認に賛成のかたがいてうれしいです。
怖いのは、毒入りの飲食物を置いたりする犯罪行為ですが、もしそうなったら、日本は本当に悲しい国になっちゃいますよね〜;;。

TV局の取材斑の若い男性が、あまりに上から目線だったので、思わず書いてしまいました。ホームレスは究極の貧困層、社会的弱者です。報道機関は、もっと扱いに配慮があって良いように思います。

今回の報道がきっかけで、基本ルールなど明文化されると嬉しいです。

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