November 03, 2009

拡大する欲望…その先の先/『猿の手』1

最近のニュースを騒がしている、結婚詐欺事件のことなど。
※怪奇短編『猿の手』の雑感のつづきです。

 話題の結婚詐欺被疑者は、ブロガー、34才の女性。

 私もブログ書きのハシクレ、気になり事件報道を追っていた。彼女のブログ、数ページがテレ朝日系ワイドショーで紹介された。食べ歩きや、買い物など綴られていた。カラフルで、女性らしい内容、特別奇抜なものではなかった。料理上手らしく、彼女が作ったお弁当の画像が映った。彩り鮮やかで、可愛いお弁当。大事件の被疑者???、イメージは合致しない。だが、複数男性が不審な死を遂げている!?。

 彼女の交際相手の一人、彼もネットで日記を公開していた。彼の書き込みの最後は、彼女との旅行のこと。やはりTVで紹介された文章は、婚約者との旅、結婚の喜びに満ちたものだった。その直後、彼は車内で変死体になる。練炭での自殺?、点火に使ったはずのマッチが車内にない。内部からロックされていたにも関わらず、車のキーがない。不自然な点が多数指摘されている。たしかに、他殺?。他人の関与を疑って余りある。

■■■

 女性単独の複数殺人は極めて少ない。

 有名な連続殺人魔では、イギリスで1991年に起訴された事件がある。看護婦アリットがインシュリンを使い、入院していた数十人の子どもを殺害。クリーンなイメージ、白衣の天使と言われる看護士が、ただ殺すのを楽しむかのように子供を殺した事件は、世界中の心胆を凍らせた。他、何人か女性の複数殺人は記録にあるが、男性の連続殺人に比較し、極端に少ない。

 現在、捜査中の事件だ。推測で多くは書けない。仮に報道どおりで、料理好きの被疑者が“複数の死に関与している”としたら、日本の犯罪史上、最悪、最凶の連続殺人事件だ。犠牲になった(らしい)男性は、間違いなく女性に魅力を感じていたはずだ。彼女の公開しているブログや、実際に食事などをし、言動、容姿を知る。そして、さまざまな要素を検討し、生涯の伴侶にふさわしい人、得がたい女性と思った(はずだ)。

 だから、多額の金銭援助をした。二人の結婚の夢を描いていた。結果が、預貯金を盗られ、最後は命まで奪われる。一時の夢の代償としたら、本当に酷い結末だ。

■■■

 いつもながら、すごい脱線になっているが…。事件は“猿の手”の物語に似ていると思った。

 まず、幸せを実現するために“お願い”をする。その望みは叶う。だが、無理な願いをかなえる為に、闇のエネルギーが地の底から湧き出る。欲望は、人の心は闇を活性化する。隠れた人の心の邪悪さ、嘘、虚偽に、大きなマイナス・エネルギーが働いている。

 被疑者の女性は、勉強家で努力家に見える。

 多くの場合、女性は、欲望誘導装置のような女性雑誌に洗脳されていく。自分こそ、誰にも負けない選ばれた人(セレブ)。だから、贅沢や美食を享受するのを当然…と思わされ、購買・消費に走る。彼女は、女性には珍しく美食の取り付かれる。食の好みは贅沢、贅沢へと向かう。いずれにせよ、女性週刊誌的な自己実現には、多額の資金が必要だ。

■■■

 数日後、類似の事件が鳥取にも起きた。

 今度の犠牲者は男性3人…。女性週刊誌の記事のように、本物の贅沢をさせてくれる人は、何処かにいるかもしれない。だが、そんな男性が身近にいる女性は、自身が輝いているはずだ。結婚詐欺、最初は良い結婚相手を探そうとしただけ?かも知れない。贅沢の資金が、男性名義の預貯金に狙いを定める時点で、女性の幸せは遠ざかる。結果は“猿の手”のように、悲惨な結末。

 一度、動き出した車輪、
 拡大する欲望は歯止めできない。

※事件続報で女性には交際相手がいたそうで、結局“事件の影には男あり”で少しがっかりです(泣)。

ブログランキング・にほんブログ村へ>Please on Click!!
◆ブログランキング参加中。

moondrop_aco at 00:50│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!新聞記事系 

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字